無学のバカ一人 -22ページ目

初回特典の重要性

僕は初回特典を超重要視する。初回特典がなければ好きなアーティストのCDも新品で買う気になれない。中古で十分だと考えてしまうからだ。

なぜなら、もらえる物はもらっておきたい、と考えてしまうからだ。ないと、損した気分になる。逆に、得した気分になりたい。僕だけか?うそつけ!

なぜCDを買うのか?といえば、やはり「その曲を聴きたいから」という人が多いだろう。しかしそれならばレンタルで十分ではないか?レーベルゲートやコピーコントロール(CCCD)ならしょうがないが。違うかな。まあ、そんな人が大多数だと、思うよ僕は。

けどね、よく、考えてみてくれ。「初回版」と「通常版」だったら、「初回版」のほうが、「昔からのファンだぜ!」的ないらない優越感を得ることができるだろ。あ、いらないって言っちゃった。じゃあ、どうでもいいか。ハハハハ!だから、僕はそんないらない優越感のために、もう通常版は持っていてもしても、初回版がない場合は、中古CD屋で買ってしまうんだ。いや、そんな優越感のためだけじゃないよ、あ、じゃあ、欲しいからだ。欲しいからにする。初回特典が欲しいのだ。ステッカーとか。それが欲しい。冷蔵庫に貼りたい。だから、僕は、初回版を買うんだ。どうだ!ぶっちゃけ、中古CD屋でステッカー付きのシングルCD(\100)があったら、そのアーティストを知らなくても買ってしまう。もはや何のためかわからないね!あ!!!!!!!わかった!!!!!!!!!!!!

昔ね!!!子供の頃、オマケ付きのお菓子買った!あの気分だよ!!!!!そうだそれだそれなんだよ!!!!わかったよ!!!!!今思えば、ペットボトルジュースもおまけが付いてるやつ買うな。どうせ、捨てるのに。そーゆうことだった!!!!!以上!!!!!!!!!!!!!!

2月38日 晴れ

今日は寝坊のため、午後からの首相との会談に遅れてしまった。総理は大変ご立腹の様子で、終始「ブゥー!」と、うなっていた。

家に帰ると家はもうなく、新しくデパートができていたので入ると「いらっしゃいませ」と言われた。「ただいまだろ」と従業員を殴ると、四天王の一人、山崎がやってきた。

攻略法は背後に回って地道にダメージを与えていくというものだったが、僕は最速クリアを目指したので一か八かマシンガンを乱射。みごと、逮捕された。おわり。

トライセラトップス(TRICERATOPS)

ブログってよく分からないけど何だ!?

まぁルールの分からんゲームもやってるうちに分かってくるように、俺もブログを書いてみよっと。みんな読んでね。



こう語ったのはTRICERATOPSのボーカル和田唱。TRICERATOPSって知名度どれくらいあるのかは知らないが、最近はあまりテレビに出ていない気がするから、あまり知られていないのかもね。まあ、僕はテレビを一週間に2~3時間しか見ないってのもあるんだけど、トライセラはテレビよりも有線でよく耳にする気がするな。彼らの曲はいい曲だと思うね、僕は。なんかさわやかな感じがあるよね。去年の今頃はよく『赤いゴーカート』が流れてたっけ。あれ、『ROCK MUSIC』を2曲目にしてたらチャートは変動してただろうな。当時は『ススミダス→』も流れてた。nobodyknows+の。あれもよかったけど、僕はだんぜんトライセラだったね。CD買っちゃったし。ステッカー付きだったから←ここ重要。

最近は『jewel』『The Captain』とシングルをリリースして、さらに3月にはアルバム『THE 7TH VOYAGE OF TRICERATOPS』を発売。こりゃ、買うっきゃないね!VictorのTRICERATOPS公式HPでは楽曲、さらにPVの視聴ができて、ものすごく充実している。さすがに半端じゃない。

ただ、思ったのが『The Captain』でのラップ。あれ、韻踏めばよかったのになぁ。韻を踏むか踏まないかで周囲の見る目は変わるね。韻を踏んでいたらきっと「お、やるじゃん、さすがトライセラ」と思われるだろうけど、踏まないと「上辺だけのラップやりやがって」と毛嫌いされる。初期のDragon Ashもそうだったよね。

でも、歌詞はともかく、曲のセンスはすごくいい。好みだ。あの声もいいよね。なんか本当、さわやか(笑)。それしか言いようがないね!ポップ(ギターポップ?)好きな方は一度聴いてみてはいかがかな。最近の彼らはいいよ!以上!

なんだかなぁって思うことがいっぱいある そんな毎日さ
だけど今日がさぁ、昨日よりほんのちょっと良けりゃ僕は嬉しくなるよ


『jewel』TRICERATOPS

ショックだったこと

銀杏BOYZというバンドのアルバムに『君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命』というものがある。2005年1月にリリースされたものだ。初回特典はステッカーだった。だから、僕は、買った。・・・しかし。

ステッカーがなかった。

これは、初回版なのにステッカーがなかったのではなく、初回版ではないものを買ってしまったからだ。だが、CDよりもステッカーを重要視するで有名な僕がなぜそんなミスを犯してしまったのか?答えは簡単。店のシステムのせいだ。

その店、新譜は実物ではなく、空のケースにジャケットのコピーをつけたものを置いているのだ。つまり、ステッカーがついているかわからないのだ。けど、だったらなぜ、僕は買ってしまったのか?そこが問題だ・・・。そのジャケットのコピーには、こう書いてあった。

「初回版のみ ステッカー付き」

これを見た僕は、「あ、これ初回版か」と勝手に信じ込んでしまい、つい、買ってしまったのだ。無念。あとで電話した。「初回版じゃなかったんですけど」「もう、初回版は売り切れてしまってまして」「え?じゃあ、ステッカーはもうムリってこと?」「申し訳ございません」しかも、開封後の返品はできない。買取ることしかできません、だそうだ。いくらだっつったら1200円だって言うから、「ふざけんな!」って、切ってやった。

っていうか、わかるわけなくねえ?初回版だから買いたいってヤツもいるだろうよ←ぼくです。ふざけんなよコノヤロウ!!!!!!!!しかもわざわざこっちは一度、同CDの中古品を店員に「これ、ステッカー付いてますか?」って確認したっつーの!恥ずかしいっつーの!中古にはついてねえって言うから、もう、しょーがねえから、新品にしたっつーのに、なんだよコレ!!チクショウ!!!!!!!

ただ、俺にも責任はあっただろうから、そんなに強く言えないし、その店員が悪かったわけじゃないかも知れない。だから、僕は、涙を堪えたんだ。苛立ちを押し殺したんだ。

・・・こうしてまたひとつ、僕は大人になったんだ。クソバカヤロウ。おわり。


死にてえ奴は 茜色の空を見なよ
おんなじ誰かも おんなじ空を見てる


『若者たち』銀杏BOYZ←あえて

本日の事件

今日は、あの西野が金髪にしてきた。まさかあの西野が?と思うかも知れない。そう思うのも無理はないだろう。しかし、本当に、金髪にしてきたのだ、あの、西野が、だ。

おどろくことなかれ。なんと、すいちょうけん、ほくとのけん。ケンシロウ、よりもジョジョ派だよ、ぼくわ。

それから、高橋がパーマをかけてきた。まさかあの高橋が?と思うかも知れない。そう思うのも無理はないだろう。しかし、本当に、金髪にしてきたのだ、あの、高橋が、だ。

おどろくことなかれ。なんと、すいちょうけん、ほくとのけん。ケンシロウ、よりもジョジョ派だよ、ぼくわ。

さらには、ペテヮニがテュクィッウヵードュ、ポポルドゥーン。コァュウィデロレロ、ブブンブーン。おわり

金髪にした。

なんとなくムシャクシャしてたから、ブリーチ買って来て脱色した。



ケツ毛を。



歌声を届けたい

午前6時起床。外は薄明るい。晴れていたので、僕は大した理由も持たないで散歩に出かけた。さすがに札幌の朝は寒くって、薄着の僕はブルブル震えたけど、なんかいい気分だった。前方から犬を連れて歩くおばさんが来て、こんな時間からすごいな、と思った。すれ違う瞬間、挨拶を交わした。「おはようございます。」たった一言なのに、とても嬉しくなった。

とりあえず24時間営業のスーパーに向かうことにした僕は、まだ車の通りが少ない道路の真ん中を歩いてみた。なんだか、他人から見るとバカなんだろうけど、すごく楽しかった。ゴミ捨て場にはカラスが集まっていて、僕はビビりながら小走りで抜けた。どうも、あいつらが襲い掛かってきたら殺されかねないという恐怖を抱いてしまっている。僕だけだろうか。

そうこうしているうちにスーパーへ到着。店内に客は10人もいなくて、最近のヒット曲らしい歌が流れていた。かなり静かだった。さて、何を買う?といえば、僕は健康に気を遣う人間なので、主に野菜(人参、キャベツ、もやし、玉葱、ジャガイモ、とうもろこし、まいたけ、ほうれん草)、それから緑茶を2本買った。最近、僕の中で密かに流行っている。合計金額は1878円。意外と高かった。普通くらいなのか?

スーパーを出ると、わずかな時間の間に車の音が大きくなっていた。街が目覚める。朝だなあ、と思った。部活の朝練に向かうらしい中高生がいて、少しだけ、昔を思い出した。僕もバスケ部だったなあ。半分以上、サボったけど。でも、楽しかったな。今と比べたらどっちが?・・・それは、今かも知れないが。なんてことを考えながら帰宅した。

部屋に入ってまず、僕はギターを手に取った。フォークギターだ。この頃、ストリートで歌い始めたのだ。曲は一応、自作のものばかり。まあ、まだまだかなりヘタだけど、僕は頑張っていくつもりだ。どうしても伝えたいことがあるから。まあ、こういう日記として書いてもいいのかも知れないが、歌として、聞いて欲しい気持ちがあるから。周りのプロ志向の人間に比べれば僕はちっぽけな存在だ。それでも、やらないよりはマシだ。だから、今日も、僕は詞を書く。それを歌う。いつもの駅のそばで。

夕方から路上ライブを決行。やっぱりこういうのは一人でやるもんじゃないな、誰も立ち止まってくれないと、自信をなくす。僕がやっていることは無駄なんじゃなかろうか、とかはまだいい方で、もしかして迷惑なんじゃないか?とさえ思えてくるから堪らない。さっさと帰ろうかとも思った。

だけど、一時間ほど経った頃。一人の女の子が立ち止まって、座って、聴いていてくれた。僕はそれが嬉しくって、歌った。全部の曲を。2曲だけど。それを何度も何度も歌った。無駄に。それでもその子は、ずっと聴いていてくれた。他の誰一人、視線すらくれなかった中で、ただ一人。どうも、ありがとう。最後に微笑んで「またくるね。」って、言ってくれた。ありがとう。本当に。

そんな君への歌を作った。今度会ったら、聴かせるよ。それまでは他の2曲だけで頑張ろう。それじゃ駄目か。明日にでも曲を考えよう。どんどん増やそう。なんて感じで、今日が終わる。ああ、今日も、充実した一日だった。さて、寝ようかな。おやすみ☆







・・・こんな一日は、全部ウソだ。

本当は一日中部屋にいたんだ。部屋で声も出さずに会話をしていたんだ。ずっと。きっと明日もこうなんだろうな。そして明後日も、明々後日も・・・。

僕の今日は充実しているのか?嘘日記の僕は言う。

「今日も、充実した一日だった。」

あの子も笑顔も全部嘘だ。

『Baby, マイソウル埋葬~魂は塊に似てる~』

舞台は新潟県十日町市。約一週間前・・・二月十七日のことだ。僕は十日町中央公園のベンチに座っていた。目的は、愛する彼女、加奈子との三度目のデートである。

加奈子との待ち合わせは午前九時からだ。だから僕は、午後八時から待っている。あいつはいつも時間に厳しい。少しでも遅れると帰ってしまう。嫌われたくないのでこうして、デートのときは毎回、予定よりも早く待ち合わせ場所に着くようにしている。

「少し、早すぎたかなぁ」

周りには恋人同士の幸せそうな笑顔があった。他人事になるとどうも苛々してしまう。もっとも自分も他人からはこう見られているのだろうが。なるべく考えないようにしようと思い、僕は夜空を見上げた。・・・雪が、降ってきた。

札幌の夜空は明るい。雪のせいなのか街の灯りのせいなのかは僕にはわからない。けれど雲はいつまでも白く、それは、僕に少しの安心感を与えた。この冷たさとは逆に。

午後九時過ぎ。僕は一歩も動かずに待っている。風はやや、強く、僕はポケットの中の手を、ぎゅっと、握り締め、耐えた。その時。

『デロレロレロ』

携帯電話が鳴る。加奈からだ。ずっと暖められていた右手で、僕は電話に出る。鼻のつまった声で、言う。

「コスモス」

「コスモス?今、何してんの?」

「ああ、今は、明日の君とのデートの待ち合わせ」

「え?こんな早くから?」

「うん、遅れたら、困るからね」

「そっかそっか、じゃあ、がんばってね」

「加奈美は、今、何してるの?」

「私はね、彼氏の家で、ご飯食べてた。料理したんだよ、上手なんだよ」

「そっかそっか、今度、僕にも食べさせてよ」

「ヤダ!」

「ハハハ、そっかー」

「ヤダ!」

「そりゃ残念!無念!また、来年!なんてね!!?」

「ツーツー」

それ以来、亜由美には会っていない。人生初デートさえも迎えられなかった僕。もう、あれから30年か。今は昔。いい、思い出だ。しかし、亜由子が教えてくれたことを、僕は一生忘れはしない。・・・そう、彼女は言っていた。

「『タケシ』を検索すると、ケインコスギが出てくるよ」

「お母さん」と呼びたいのに

僕は母親のことを「お母さん」と呼びたい。どうしてか。それは、優しい響きだからだ。だけど、今までの呼び方を捨てて急に「お母さん」にするのは、なかなか難しい。


幼稚園から小学校中学年までは「お母ちゃん」だった。今思えば、それはそれでいいな、なんて思うのだが、高学年のある日「おふくろ」に変わった。理由はなんだったろう。僕以外に「お母ちゃん」と呼んでいるやつがいなかったこと…それから、親父がばあちゃんのことを「おふくろ」と呼んでいたことも少なからず、関係しているのではないか。ともかく、こうして約十年が経った。


僕は今年で22だ。11年に一度呼び方を変えるというのも、それはそれでおもしろいのかも知れない。今度会うのはいつだろう。話すのはいつだろう。「お母さん」と呼べるのはいつだろう。どんな顔するだろうな。とりあえずたぶん笑うだろうな。嫌がるかも知れないけどね。なんか楽しみだ。


ガキだった頃はまだ素直になれなくて dear mama
オレだってもう今なら言えるね ありがとう dear mama


『今なら』K DUB SHINE

素直に「ごめん」が言えなくて

一瞬後になってから「しまった」と思う。そして、謝るタイミングを逃してしまって、結局「ごめんね」が言えずに時が流れる。


そういう後悔が今まで、どれくらいあっただろうか。


あえて数えようとはしない。キリがないし、罪悪感でいっぱいになってしまいそうだから。もう会えない人もいる。二度と会えない人にはもう、謝ることはできない。どうやったって謝ることはできない。そうなってから、どうしてか「無理やりにでもごめんと言えばよかった」という気持ちになる。


遅すぎて後悔するのは嫌だ。


だから言おうと思う。とりあえず「ごめん」を伝えられる一人に、今日言おう。キリはないけれど、言わないよりはいいから、手に届く範囲でも、謝っておこう。


そうすれば、きっと今より笑えるんだろうね。


最後笑って死ねる そんな歌が歌いたいだけさ

『若者たち』GOING STEADY