オチは涙のにわか雨 | 無学のバカ一人

オチは涙のにわか雨

変な欲のせいで、恋が恋じゃなくなる気がする。だから例えば、その「欲の出所」を失ったっていいともわずかに思ったりする。そんな僕は今日も「愛してる」よりも「恋してる」を求めてる。

誰かが「恋」は、下に心がある→下心があるなんてことを言ってたけど、僕はそう思わない。僕は「下心さえも生まれない状態」こそが「恋」だと思う。手、指、頬、髪、肩、それらに触れただけでドキドキするような状態が、恋だと思う。・・・なら、はたして世の中の「恋人」と呼ばれるもののどれだけが恋をしているんだろうか?

「守りたい」という愛情はいらない、「そばにいたい」という恋心だけでいいや。そして、告白することもなく、ずっと片思いで終わるんだ。夜中になったら布団の中で少し泣く、そんな自分が好きだ・・・ってナルシストかよ?


ムチャ素直な気持ちで会いに行きたい
パジャマのままで受け止めておくれ

『放浪カモメはどこまでも』スピッツ